メダカを購入していざ育ててみると「あれ、なんか違うな?」と思ったかたはいませんか?
はい!僕です。
稚魚でよさげなメダカの品種を買ってみたけど、育ててみると思った以上に色が薄かったりして「何だこれ、だまされた!」なんて考えてました。
しかし何年か飼育してるうちにこれは自分の育て方に問題があると気づき、その経験のもとに書かせてもらいます。
目次
メダカの色揚げに関係する保護色!その保護色とは?
最も分かりやすいのがカメレオンやカエルなどの色の変化ですよね!
これは環境に合わせて外敵から見つかりにくいようにして、身を守るために進化してきた生物の知恵のようなものです。
メダカの保護色は、カメレオンやカエルなどと比べるとそこまで複雑には対応していませんが、遺伝子上にはしっかりと刻まれていてメダカもその摂理で生活しています。
メダカはと言うと、例えば黒い容器の上で生活をしていると体の色を濃くしようとするのでその色が顕著に出てきます。これがすごく大事なんです!
逆に薄い白い容器などで生活させていると、メダカは体色を白い容器に同化させようとするので、 だんだんと色が薄くなっていきます。
メダカを色鮮やかに濃い色にしたい場合は?
メダカの保護色を利用して飼育するにはメダカによって容器を変えてあげることが大切です。
例えば三色メダカなどを濃い色、また色鮮やかでしたい場合には黒い容器などがおすすめです。
逆にマリンブルーや深海などのメダカの種類などは白い容器などがいいでしょう。
他にも、あげる餌なども関係してきます。
餌もある程度、激選してやることが大切です。
メダカの餌も色揚げ効果がある
色揚げ効果がある餌などに含まれているのはカロチノイドなどが有効的だといわれてます。市販の餌でも難点か存在するので、色々試してみるのがいいと思います。
グリーンウォーターも影響する
グリーンウォーターを使っているとグリーンウォーターの中にある植物性プランクトンの、カロチノイド、アスタキサンチン、スピルリナ成分のおかげで 色上がりが良くなってきます。
そのため稚魚の頃からグリーンウォーターで飼育することによって、より効果が発揮する形で色彩が鮮やかになってきます。
稚魚の場合は色はあまり出ない?
楊貴妃や三色メダカ を飼っている人はわかると思いますが、最初のうちはどのメダカと区別がつかないくらい同じような感じですよね。
特に三色メダカは1年ぐらいかけて色がはっきりと出てきます。
そのため 小さな稚魚の段階で諦めることなく育てていくことがより良い結果を出す秘訣になってきます。
品種以外に環境で変わる育て方まとめ
メダカを繁殖する上で、色揚げは最も重要な要素のひとつです。
メダカが本来の体色を、出してくれないようにも様々なケースがあります。
まずは飼育容器の色や餌、水質などに気をつけて飼育をしていくとより良いメダカが育ってくるでしょう
稚魚などで買った時に届いたメダカを見てがっかりせず、これからしっかりと育てていってそのメダカ自体の色を発揮できれば最高ですね!