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メダカを飼うのにあたり、いざ店に買いに行ったもののメダカの種類が多く、どの品種がいいのだろうと困惑したと思います。高級メダカや、古い種類から新しい種類などごちゃ混ぜで置いてありますよね。
僕は気に入った種類を育てるのが一番だとは思います。
しかし、どうせならまだ数少ないレアなメダカが欲しかったりしますよね!レアな品種をかけあせると、新たな品種作りなどにも挑戦しやすくなります。
現在460種類を越えるメダカの中から一般的にある程度流通していているものと、珍しいメダカや高級なメダカを紹介していきたいと思います!
Contents
「めだか倶楽部クリーク」の堀田氏が、小川さんがかっていたメダカに混ざっていた黒いメダカを選別していくことで品種として2009年に「小川ブラック」として発表したブラック系の人気系統です。
ブラックメダカの透明の鱗タイプの品種である。
透明なため頬が赤く透けて見えるのが特徴で、室内の水槽では保護色機能によって体色が薄くなりやすい傾向がある
製作者いわく最も黒いのはオロチだと断言した、だれからも認められる品種である。その黒さはとてもすごくまさに漆黒の輝きです。
オロチの最大の魅力は室内飼育による飼い方をしても黒色が薄くならない点である
オスのヒレが若干赤みを帯びるブラック系のメダカで、かといってメスは全身真っ黒で出てくる不思議な固体である。オスもまれに黒一面で出る場合もあり楽しみがいがある種類である。
他にもピュアブラックメダカ、ピュアブラック黄金メダカ、行田ブラック、梅本ブラック、池谷ブラック、などおそらくはじめての人には見分けが付かない似た品種も沢山存在します。
黒メダカの変異種、値段も手ごろでとても買いやすい
2004年に出てきた品種で、尾びれと背びれの強いオレンジ色が出てるのが特徴で、頭部が褐色肌のような色、体色が琥珀ような感じの綺麗なメダカです。
体色の固定率がとても高い品種ではあるが、意外と綺麗な固体を作るのも難しい種類である。
ヒメダカに似ているが2004年に出てきて以来、メダカブームの火付け役になったといっても過言ではない品種であり、ヒメダカよりも赤みが強くとても鮮やかなオレンジ色をしている。この頃から改良メダカの注目度を飛躍的に高めたといっても無いメダカ界にとっては重要なメダカである。
その後の改良品種で亜種的な楊30、久保楊貴妃、浜楊31、楊20など現在でも進化を続けている品種である。
楊貴妃の体の赤みに更に光が入っているタイプ、楊貴妃ヒカリの発表は、まさかの2005年であり、楊貴妃発表後からたった一年後である。ヒカリが乗るタイプは2001年にでたピュアブラックなどが最初ではあるのだが、楊貴妃で出てきたのは楊5からである。
紅帝は、楊貴妃系統と言えば楊貴妃系統です。ですが、他の楊貴妃系統メダカと比べ室内でも朱赤色が濃くなる傾向があります。
通常の楊貴妃メダカを室内で飼育していると黄色っぽくなっていくのだが、この紅帝は他の楊貴妃系統に比べ室内でも朱赤色が月日がたつごとに濃くなる。
そのため室内でも楽しめる可能性を教えてくれた品種であります。
他にも、紅貴、サンレッド、舞姫、紅白ラメみゆきメダカ、乙姫、紅薊(ベニアザミ)、などがいます。
黒メダカの変異種、黒と黄色の色素を持たないのが特徴
黒メダカと白メダカを掛け合わせて作られたもの。比較的新しい品種。
2007年にめだか品評会ででてきた光沢のあるメダカ、輝きが年々品種改良にてラメが入ったり黄金色になったりと凄まじい進化を続けてる品種
なぜみゆきメダカというと、品評会の菅高志の娘さんの名前にちなんで名前がつけられたからである。
光の具合もカナリ違いがありスーパー光は頭付近まで
フルボディーは頭全体まで光がのってるのを表します。
2012年に固定された系統で、青幹之スーパー光の中から、マリンブルーの原型になる一匹を見つけられたのがこの系統のスタートとなりました。青みゆきメダカより全体が明るい体色をしていたようで最初からマリンブルーぽいメダカだったと言われる、その後黒色素の少ない個体を選別し、よりマリンブルーに近いメダカの出現率を高めたのが現在の「マリンブルー」である。
2010年に作出、固定化できた系統で、みゆきめだかの体内光の中に青緑色のひかる固体を見つけ体外光の固体をはじいていくことで固定化されたのが深海である。深海の飼育は白いケースなどで育てることによりその色合いを楽しめるのでおすすめです。
他にも体内光、蛍火、クリームメダカ、などいろいろなめだかがいます。
つい最近出てきた品種で赤黒と体の色が白などでまるで錦鯉のような品種です。
メダカ愛好家なら知っていると思いますが、三色という品種は最も難しい品種になってきます。良い親を揃えたからといって、子供がすばらしいメダカになるとは限らないのがこのメダカの難しいところ。だがやりがいはあるのでぜひとも挑戦して欲しいですね。僕が一番好きな品種です。生まれてくる子供の模様が全然違うので面白いですよ!
僕が本気で鬼選別した個体をこちらのショップで販売してます。
良ければご覧ください!
他にも黄金色系の三色などもあり
黄幹之とオーロラ幹之の交配から作られた品種で、柿色体色を強めるように選別淘汰させていくことでこのような鮮やかさを強めた。
頭が発色したり、尾の方だけだったりとバリエーションがある。
こちらも女雛と同様で黄幹之とオーロラ幹之の交配から作られた品種で、一つ違うのはこちらはラメ系統の改良を進めたのが夜桜である。
体表にあるブチのまだら模様が特徴。黒ブチメダカ
メダカの繁殖!卵を産卵させるコツ
色々なメダカの突然変異種で生まれてきた種類、突然変異などで生まれてきてきた品種のため遺伝する確率も必ずしも次に出るとは限りません・・・その体つきのため繁殖も難しい。
劣性遺伝で生まれてきた品種で透き通った体と赤い目が特徴。
ひれの形が変形をしていてひらひらと泳ぐ種類です。この品種もなかなか泳ぎづらそうで繁殖が難しいと思われます。
2019年はヒレナガ系やヒレ光などが流行りだしていろいろな品種が生まれました。流行りだして僕も飼ったりなどして増やした個体ではありますが紹介したいと思います。
なお、紹介してる品種は販売ページにしてメダカの販売もしてますのでぜひ見てみてください!
極みメダカさんの「禅」メダカの進化系、禅のなかの幹之ヨリでヒレの光が強い個体を幹之と交配させて禅のブラックな色を消しつつ、ヒレ光を残した品種。
非常に光り方がキレイで水槽でも美しいです。
2020年初めでもまだまだ値段が高めメダカの販売ページで販売中
みゆき(幹之)メダカのアルビノバージョン、今までのアルビノの個体は非常に日光などでも弱く飼育が困難でした。
しかし、頑丈と言われる幹之の血統を混ぜ合わすことにより水質や日光にも強く体外光が乗るきれいなめだかになりました。
アルビノ個体を作りたい場合には非常にかけ合わせにも使える魅力ある品種です。
メダカの販売ページで販売中
代表的な品種は以上になりますがまだまだたくさん品種はいます、 もっとメダカの種類が知りたい場合などは専門のメダカの本があるのでそれを見てみるのはいいかもしれません。
メダカの品種について品種改良ができるのか疑問ですよね。
これは意外と本格的にやれば簡単に出てきます。
やり方としては大量の飼育ケースがいりますが
その飼育ケースでその特徴を伸ばしたいメダカたちを個別に繁殖させ、その特徴を伸ばしてあげることが品種改良の第一歩となります。
ヒレナガメダカなどの体に出ているのは特にそうでヒレが長い同士のメダカを掛け合わせ続けることにより可能になっています。
楊貴妃なども赤みが強いメダカ同士を掛け合わせていく事により成功してますよね!
ただしヒレナガメダカなどの場合奇形に分類される種であるので、そのヒレの長さゆえ繁殖が難しくなります。
それと繁殖ができたとしても遺伝子上、未だに他の遺伝子が残っているため、遺伝子帰りをすることもあり累代を重ねていかない限りヒレナガを固定することができません。
5代目6代目ぐらいになればある程度は特徴が遺伝するとは思いますが次の世代に確実に出るとは限りません。
そこがめだかの面白いところでもあり難しいところでもあります。
そのため、店に寄りますが固定化できてない品種の場合、全然違ったメダカが出てくることもあるので注意が必要です。
なおオーロラ系は非常に遺伝子が複雑でかなりの回数掛け合わせても固定化できていない品種が多数存在します。
女雛や夜桜、オーロラブラック、灯系、オーロラ黄ラメなどは多くの選別が必要でしょう。
これがヤフオクやメルカリなどのオークションの場合、素人が飼育したメダカだと全然違ったメダカが出てくることが多いです。
できればヤフオクやメルカリなどのメダカはおすすめできません。
特に卵販売だけをしているアカウントは気をつけてください!
せめて成魚で購入することを強くおすすめします。
もし買うなら信頼できるアカウントの人だけで買うようにしましょう。
もしくはヤフオクやメルカリを使ったりする場合などは、確実にその1ペアの成体の詳細な写真など付いてくるので取引するのがいいかもしれません。
あとヤフオクで買うならヤフージャパンカードがお得です。ポイントなど付きますし年会費が無料なのに今なら10000円のポイントがつきます。そのポイントでメダカを手に入れてしまうのもいい手段かもしれません。
メダカの品種の種類といっても様々な特徴があります。
色に特徴のあるメダカ、体に特徴のあるメダカ。色と体に特徴のあるメダカなど掛け合わせによって様々な品種が作られてきました。
そのため自然界では生存できないのも多種存在します。
飼えなくなったからといってメダカを放流したりすることは絶対やめてください。
そしてメダカの品種改良は自分でもできるので、まずはこのメダカを飼いたいと言うメダカを手に入れてそこから品種改良などをしていけばいいんではないでしょうか!
三色など黒い色がのる(赤はオレンジの色素にに黒がのることで赤に見えます)メダカは種類以外にも飼育管理が必要になってくるのでこちらの血統以外でも環境による変化の記事も参考にしてください