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熱帯魚を買いに行ったりすると、とても飼いやすい上に色鮮やかな種類が多いとすすめられるグッピーですが、いざ家で飼ってみるとどうやって飼ったらいいのだろう?稚魚が生まれたんだけどどうすればいいのか?など色々悩むことがあると思います。
今回は初心者にこそ読んでほしい、グッピーの飼い方の基本を紹介していきます。
Contents
グッピーは、人の手で品種改良を重ねられ、色鮮やかなグッピーが多数存在してます。
全世界でブリーディングが盛んに行われており、繁殖力もとても強く鑑賞性も高いためグッピーの大会もあるほどで日々色鮮やかなグッピーが繁殖されお手元に渡っていると思います。
しかし元々の原産国はギアナやベネズエラ、トリニダードなどの南米北部の汽水域でした。
それが中南米、ハワイ諸島、東南アジアに広がっていき世界各地の熱帯、亜熱帯地域に住み着くようになったと言われています。
住み着く原因になったのは人が逃がしてしまったり、蚊の対策として放流されたこともあるようです。
グッピーは上記の書いてあった通り、熱帯地方生まれの品種になります。そのため水温が20℃以下になると急に泳ぐのが弱くなったり、また体調が弱ったりするので、できるだけ水温は25度近くにしておきましょう。
それとグッピーは卵胎生メダカといってお腹の中で卵を孵化させ生ませるという、他の魚と違い稚魚での出産になります。
そのためとても生存率が高くなるので、増えすぎに注意して飼うのが得策です。
グッピの品種はグッピーの特徴によって名前を付けられています。基本的には体色と尾びれの形と模様によって決まっており、同じ名前の品種でも鮮やかさや綺麗さが違うので気に入ったのを選ぶのが大切です。
他にもアルビノ系統は別名RREAと表記されてる場合が多いです。これは
R.R.E.A=Real Red Eye Albino
の略称で目が赤いことを指してます。
一般的に売られてる中で、最も人気が高いのがこのブルーグラスです。ブルーがベースになったグラス模様(グラスという名前はガラスglassと芝grassから来ています)の尾びれを持つグッピーで、その鮮やかな透明感のある色合いから日本では長年トップの人気です。
ブルーグラスが青をつきつめたグラスならこちらは赤を基調としたグラス模様の品種で、人気のある種類です。
ブルーグラスと共に絶大な人気がある、国産グッピーを代表する品種で白を基調とした尾びれに若干のひまわりのような明るい黄色が入っているとても鮮やかな色合いをしています。流通量も多くの熱帯魚屋で見ることができます。
他にもネオンタキシード、モザイクタキシード、レースコブラ、ハーフブラックあフルブラックなど数々のグッピーが存在します。気に入った品種同士で飼ってみるのが上達の道でしょう。
グッピーを飼育するためにはアクアリウム用品をそろえなければなりません。
基本的には水槽とろ過器(フィルター)とサーモヒーターさえあれば小さい水槽でも飼える品種です。
スペースなどに余裕があれば60cm水槽などが理想的ですが、今回は初心者でもやりやすいように30cmキューブの水槽では何をそろえたらいいか紹介して行こうと思います。
最も重要な水槽です。1ペアから~2ペアくらいならサイズは30cm標準サイズでもかまいません。昔ながらの淵ありや曲がりガラスなどありますが、オススメはオールガラス水槽の30cmキューブが個人的にはお洒落でお気に入りです。
次に必需品なのがフィルターになります。フィルターを使うと水の交換頻度は驚くほど減り、生体の数によっては半年は水を交換しなくても問題なくなるでしょう。
外掛けのようなタイプのフィルターの場合は上の方から水を落とすので、もれなく空気も取り込んでくれるのでエアーポンプがいりません、初心者の方は始めやすく値段も手ごろな外掛けフィルターから始めてみるといいでしょう。
熱帯魚関係を飼うには、冬場のために絶対買っておくのが大切なサーモヒーターになります。
オート25℃固定やサーモスタットとヒーターが別の個別タイプがあります。ヒーターは大体通常の使用で年間を通して使って、一年くらいしか持たない消耗品になりますので長くアクアリウムをやろうと思っている方は別々のタイプの購入をオススメします。
水温計は1つは持っておいたほうがいい必需品になります。
普段は特に問題は無いのですが、夏場の昼間や冬の夜など暑かったり寒かったりする場合に、どのくらいの水温か把握するためにはとても必要になってきます。
ヒーターの寿命が近い場合などは、水温が上がらなくなってくるため冬場などはしっかりと水温計で確認してあげることが大切です。
グッピーなど熱帯魚を飼う上で、必ずしも必要とはいえないのですが、底に敷いておくだけで水質の向上や水換えの頻度を減らすことを出来る優れものなのが底床になります。
砂利などは何回も使えるので是非とも敷いておきましょう。
自宅が井戸水ではないかぎり一つは盛っておいてほしいのが塩素中和剤になります。
餌を多めに入れてしまった。水がこぼれてしまった際に急遽、飼育水を作らないといけなくなった場合などがアクアリウムをやっているとそのような場面になることがよくあります。
そんな場合でも一本持っておくだけで直ぐに塩素が抜けた水を作ることが出来るのが塩素中和剤です。
オススメは液体系の水に直ぐ溶けるタイプのが早く作れるため便利です。
照明やガラスフタ、夏場なら扇風機などがあると安心してかうことができます。
照明は水草を入れる場合は必需品ですが生体だけなら特に必要ではありません。
ですが照明があるととても綺麗に見えるので持っておくことをオススメします。
必要な道具は揃いましたか?熱帯魚を飼うにはまず事前準備をしておかないとなりません
生体を買ってしまっている場合は急いでやりましょう!
熱帯魚の水槽を立ち上げる時がグッピーたちの飼育する水(バクテリアが繁殖していない)になっていないので、死んでしまうことが一番多い時期になります。
誤って入れてしまうと魚たちが最悪死に至るので慎重に行っていくことが大切です。
特に外国製のグッピーはPHショックなどで全滅することもあります。気をつけて行なっていきましょう。
カルキはすっかり抜いておかないと魚たちに影響がありますカルキ抜きがない場合は水槽の水を一日おいてから使用しましょう。
これはパイロットフィッシュと言って 水槽を立ち上げるにあたって環境を整えてくれる役割があります
水槽で魚を飼うということは、水槽の環境を整えてあげると言っていいでしょう。
実はグッピーたち以外にも糞を消化してくれるバクテリアなどと一緒に飼ってるということです。
これがすごく大事で最初の立ち上げ当時は水槽にそのバクテリアたちがいません
そのため水槽内の環境が不安定になりやすく、最初に入れたグッピーたちの量が多いと糞を消化しきれずに水槽内に毒素(アンモニアなど)が蔓延してしまうことになります
それを補うためにもまずは少量の熱帯魚で、餌をなどを与え糞をしてもらいその糞を食べるバクテリアを増やすことを目的に考えております
そのバクテリアが増えることにより、より多くの熱帯魚たちが飼えるようになります。
買ってきた熱帯魚等を見るとワクワクが止まりませんよね!しかし慌てて水槽に入れてはいけません
しっかりと慣らしてから入れることに入れましょう。
水槽に移し替える時には注意しないといけないことがたくさんあります。一つは温度合わせです。
熱帯魚によっては温度にすごく敏感な魚たちもたくさんいます。まずはその環境にならすために買ってきた袋のまま水槽の上に乗せておきましょうこれで水槽内の温度と中の温度が一緒になり環境が整います。
次に気をつけて欲しいのが pH ショックです。
魚たちを買ってきた後にすぐ水槽に入れると死んでしまうことがあります。
これはもともと済んでた水槽の水と現在のPH値が違いすぎてペーハーショックを起こしてしまうことです
一度ペーハーショックを起こしてしまうと、たとえ初日元気に泳いでたとしても二日や三日で亡くなることが多々あります。
これは水合わせがうまくいかなかったということです。
この水合わせは時間をかけてやるのが望ましいです。
ただ、難しいわけではありません。
今住んでいる水と現在の水を時間をかけて合わせてあげるだけでいいのです。
私はめんどくさいので買ってきた袋を温度合わせした後に、爪楊枝で穴を1箇所開けて3時間放置
その後、もう一箇所穴を開けて2時間放置した後水槽に入れちゃったりしてます(笑)
責任は問えないのでお勧めできません。
しかし今まで一度も 熱帯魚たちは死んだりはしたことがないのでめんどくさい人にはこの方法でもできるということを書いておきます。
グッピーも飼い始めるとついつい色々触ってしまいがちになりますが、餌をちょっとあげてみてるだけの方が意外と健康に育っていきます。
かまいすぎて餌をやりすぎたり、水換えをやりすぎてバクテリアが死んでしまったりなど僕も経験をしてきました。
そのため初心者はまずは程ほどに見てあげるのが大切かなーと思っています。
そうしたら、いつの間にか稚魚を産んでくれてたりするので「グッピーの稚魚の育て方」も読んでおくことをオススメします。