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みゆき『幹之』メダカとその種類、販売など




どうも、Loki(@CarnoLoki)です。

みゆきメダカは楊貴妃と並びメダカの中では有名な品種ですが、2020年現在その進化がとても激しくなっておりみゆきメダカと言っても一口に括れなくなってきました。

幹之メダカの由来は背中が光っているメダカを発見した管さんの娘さんの名前が幹之「みゆき」から来ているのはメダカ愛好者の中では有名だと思います。

今回は年々進化し続けるみゆきメダカの進化を紹介していきます!



幹之メダカとは

みゆきメダカの画像

元々、最初の頃の幹之メダカはほんの少ししか光らないものでしたが、2020年現在ほどんどが全体が光る個体が増えてきました。

光の伸び方からグレードを付けられ、安いのでは500円くらいから、高いものでは万を越す個体までいます。

現在では呼ばれるグレードも少なくなりましたが幹之の種類は体外光(背中の輝き)でグレードが付けられ

グレードが低い

  1. 点光             背中に点だけ光っている
  2. 弱光             背中の部分が少し光っている
  3. 中光             背中の半分くらいが光っている
  4. 強光             背中の七割くらい光っている
  5. スーパー           頭部あたりまで光る
  6. フルボディー(超スーパー/鉄仮面) 背中頭部全体が光っている

グレードが高い

のように別けられます。

点光がほんの少し点で光るくらいで、フルボディーが頭から尾びれまでキレイな光が伸びた品種になります。

一時期はこのような感じで別れていました。現在でもホームセンターなどではこのような感じで別れていたりしますが、ほとんどフルボディになる血統も増えてきて消滅していくものと考えています。

現在は更にヒレまで光る様になり一周光(ヒレの光が各ヒレの縁を一周するように光る)やサンセット極龍(上見から胸鰭、背びれ、尾びれの3箇所光る個体)などいろいろなみゆきメダカが出てきました。

現在、極龍や幹之めだか、螺鈿光など幹之系統と言われる種類は本当に多種多様になり、ハウスネームも増えてきてほんの少しづつ違う変化があり、作出されてから現在まで人気な品種です。

幹之メダカの特徴

幹之メダカの特徴は背中の光沢以外でも特徴があります。

特に飼っている感じでよく分かるのは生命力の強さです。

幹之メダカは生命力がとても強く他の品種と掛け合わせてもその生命力が受け継がれたりします。

そのため過信は禁物ですが、容器にたくさん多頭飼いしていても問題なく育ってくれたりします。

幹之メダカは水温によって伸び方が変わる?光の伸ばし方

幹之めだかの体外光は水温によっても伸び方が異なります。

一日の最低水温が27度以上の方が伸びが早く、全身に光が伸びやすいのが特徴的で、三色体外光などでは水温の高い飼い方が顕著に出ます。

そのため光り輝くメダカを作り上げたい方は水温は高めを維持しておくと非常にきれいな体外光を持っためだかが作りやすいです。

伸びる時期は品種や個体差がある

つい最近のみゆきメダカなら、比較的早い時期に体外光が乗り始めて完成までの時間が少ないですが、種類によっては体外光が伸びる時期が遅い品種もあります。

元々みゆきメダカの体外光は1年ぐらいかけて光が伸びていった品種なので光が伸びるのも遅い個体がいます。

例えば、屋外飼育の場合、春生まれの個体は水温が比較的暖かく安定する夏に体外光が伸びる傾向が多いのです。

どうしても春の朝一は寒いので体外光が伸びにくい傾向があります。

そのため光が伸びないと悩んでいる方は夏までまって上げるか夜間の水温を加温して上げることにより伸びの良さが高まります。

黒みゆきなどは半年後ぐらいから体外光が伸びる個体もあり、長い目で見てあげることによりより良い個体が選び出せると思います。

幹之メダカの選別の仕方

幹之メダカの選別はより光の強く伸びてるのを交配させていくことでより強い光を出してくれるみゆきメダカが生まれます。

選別していく過程の中で胸鰭などにも光沢がではじめたりするのでよく注意して観察していきましょう。

早熟系(早く体外光がのる個体を選別していきより早く幹之になる血統)などは速さも重要視されていて一ヶ月位でなった個体のみを早熟系として販売しているので、自分なりに選別の決めてを探しながらするのも面白いかもしれません。

2019年流行りだした幹之の種類

みゆきメダカの種類は非常に多く、その特徴(体外光)を持つ種類は年々増加傾向にあります。

どの品種でも体外光をのせようという試みがあるため寧ろ現在では幹之の血統を受け継いでいない品種が少ないぐらいではないでしょうか?

現在よく見る品種は極龍、早熟系幹之、黒幹之、天女の舞、禅、ドラゴンブルーなどがいます。

今回紹介するのは2019年流行った龍の瞳とドラゴンブルーです。

ドラゴンブルー

禅(ヒカリ体型黒幹之)から出てきたヒレの光が強い黒の色抜け個体の進化系になります。

ヒレの光がとても強くブルーの色が映える品種で、横見がとてもきれいで水槽でも映えるこれからの進化が楽しみな種類です。

 

龍の瞳

龍の瞳がアルビノメダカに天女の舞を交配させた品種でアルビノ+幹之+鰭長になります。

天女の舞の血統由来のひらひらとしたヒレが特徴で、バラバラになる風雅系とは異なります。

幹之の特徴である生命力が強いという所を遺憾なく発揮していて、基本アルビノメダカは日光が弱い品種ですが、この龍の瞳は日光に当てていても問題なく育ってくれる強い品種です。

幹之の値段、販売価格等は?

幹之は本当に種類が多くグレードも多岐にわたるため価格は常に変動が激しい個体でもあります。

体外光の光る具合でも値段が違ったりなどするため騙されないよう注意してください。

できるだけいい個体を見て選ぶか、しっかりした店などで購入するのがいいでしょう。

もしこのブログが気に入っていただきよろしければ僕が一生懸命選別して累代してきた早熟幹之を手にとっていただけたら嬉しいです。

くまメダカ牧場の販売サイトを見に行く

まとめ

みゆきメダカと言っても現在では非常に種類も多く、どんどん改良がされており日々進化していっています。

これからのみゆきメダカの進化が楽しみですね!