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メダカの飼い方は屋内と屋外での飼育方法が違うのはご存知でしょうか?
そして繁殖や飼う上でメダカは屋外での飼育が適している種類です。そこで今回は屋外での飼い方を説明していきます。
室内での飼い方はこちらの「メダカの水槽での飼い方」を参考にしてください。
メダカいいところは日本の気候に合っているので、外に出していても普通に大丈夫だということです。
つい最近色々な品種が増え日々品種改良をされ、どんどん新しい種類が増えてきています。
ラメ色に光るめだかや、まるで錦鯉のような三色メダカ、緑色の緑光メダカ、まるでヘラブナのような体が平べったいダルマメダカなど様々な種類が日々生まれてきています。
一度買うと色々な種類に目がいってしまいがちですが まずはしっかり勉強して繁殖できるようになるまで頑張ってみましょう!
Contents
メダカはとても丈夫で環境にも適用しやすくとても飼いやすい魚です
冬は氷が張らなければ生き延びることもできるし(少し氷が夜中氷がはるだけなら大丈夫)、夏場の猛暑でも水温が38°ぐらいまでは生きられます
メダカの冬越しが気になる方はこちらの記事「メダカの冬越しの仕方」を参照してください。
水質の悪化にも強く、悪環境の中でも逞しく踏ん張る生命力を持っています
そんなメダカですが元々、池や田んぼなどで生活していたためか水流には弱いです
そのためメダカにエアレーションやフィルターにおける水流には注意が必要です
メダカの痩せぼそりは卵の産まない原因にもなりますので水流が強すぎないかフィルターなどの流れが早すぎないかなどを疑ってください。
基本的にはメダカは屋外飼育の方が簡単になってきます。メダカは日光が当たってはじめて生きられる生き物ですので、室内だとライトが必要になってきます。
そのため色々な機材の管理が必要なため、特に極寒の地でもない限りは基本的には屋外で問題ないと思います。
外と室内の関係が知りたい場合は「屋外飼育と屋内飼育のメリット」を参照してください。
メダカも2004年の楊貴妃の誕生をきっかけに様々な品種が出てきています。
これ以外にも種類はたくさん個人でつけた名前なども色々あって全部紹介することはできませんが参考になればと思い紹介させていただきます。
形を重視したものや色などを重視したもの、その複合的なものもあるので色々見て識別眼を持つのも大事だと思います。
より詳しい種類が気になる方はメダカの種類を参考にしてください。
今回紹介するのは屋外で飼いやすいためのものです。屋内のものでは多少容器など変わってくるのでそれに見合った道具を用意しましょう
エアーポンプについては必須と考えていないので今回は、はぶかせてもらってます。
エアーポンプの考察はこちらの「メダカの飼育にはエアレーションはいるの?」からご参照ください
もし屋外で必要になってくる場合は大量に飼育する際なので浄化槽のブロアーがおすすめです。
メダカを飼育するには飼育容器が必要です。
これは色々ありますが人によってだいぶ変わってきます。
見た目を重視するならビオトープなどに使う水鉢
繁殖に使うならばプラ舟・たらいなどでしょうか。
これは個人的な意見になりますが容器の色によって成長の仕方も変わってきます。そのためにもメダカにあった色を選んであげるとより色が出やすくなります。
たとえばオロチメダカなど真っ黒いメダカはやはり黒い容器の方が色がよくなりますし、深海メダカなどは白い容器の方が色がよくなります。
もしまとめて買うなら黒色の方良いメダカが多いので、黒い容器がいいでしょう。
メダカの飼育するにあたっての容器では最もメジャーな容器
底も浅いのでメダカもとても見やすく空気に触れる面も多いため酸欠になる可能性が少ない。
敷地に余裕があるなら間違いなく一番にお勧めする容器です
玄関でビオトープを作るならば睡蓮鉢がおすすめです。
つい最近では安いプラスチック製も出てきました
しかし、玄関に置くならばやはり瀬戸物の方がしっかりしていて見栄えもするので、多少値段は張りますが瀬戸物の方がお勧めです。
熱もこもりにくいです。
「メダカのビオトープの作り方」はこちらの記事を参照してください
値段も安価で園芸用のを使います。安価で売っていたりしますのでとても重宝します。
しかも、この赤土玉には水を浄化するバクテリアなどがとても住みやすい構造をしており、1年ぐらい効果を発揮して綺麗にしてくれます。
入れておいて損はありません。
プラ舟なのでメダカの飼育する場合には入れておきましょう。
使い方の記事はメダカの赤玉土の使い方を参考にしてください。
繁殖などに必要なのが産卵床になります。
水草などのホテイ草やアマゾンフロッグピットなどでも産卵床になったりするので水の浄化なども一緒にしたいのならば水草はおすすめです。
ですが、繁殖を目指すならば移しかえしやすいスポンジはなかなか便利なので一回試してみるのも有効だと思います。
「メダカの産卵床」の記事はこちらを参照してください
メダカブームのせいもあり餌も多種多様なものが出ております。
光重視などで餌を組まれていたり赤みを強めたりする成分があったりする餌もあるので自分のメダカにあった餌を与えるのが有効だと思います。
因みにメダカの繁殖でやる人が多く使っている市販の餌だとダントツで通称、金パケと言われる上記のキョーリンのHikariメダカの繁殖用の餌です。
僕も一番使った中でお気に入りで愛用し続けています。
稚魚の場合も餌の管理が重要で小さい稚魚は餓死しやすいので、ゾウリムシなどの微生物をあげると自分が仕事行ってる間でも餌の不足に困ることなく生存率がグッと高まります。
そのため、本格的に稚魚を繁殖するのならゾウリムシの培養はおすすめです。
大量の繁殖を目指すなら業者なども愛用している飼料を使うと安くすみますよ!
普段のメダカの水替えは欠かせません、それがいくつもの容器とかがあると換えるのも、ものすごい量になってしまいます。
メダカを少量で飼っている方はカルキ抜きでも問題ありません
しかし、これから大量に繁殖させて自分だけのメダカを飼おうと思うと飼育容器の数もたくさんになり、一回一回カルキ抜きを入れているのでは時間がかかってしまうので浄水器がおすすめです。
この浄水器を蛇口に直接取り付け、そこからホースを付けることにより蛇口からだした水をそのまま使うことができます。
しかも有毒な金属成分も取り除いてくれるのでとても重宝します。
屋外で気をつけてほしいのは水温の上昇とその水温の急激な温度上昇の管理です。特に5月あたりから日差しの強さで水温が30度を越えてくる容器がちらほら出てきます。
小さい黒の容器では一気に上昇しやすいので注意してください。そのため日当たりの具合を見て何個か水温を計る水温計を購入しておくといいでしょう。
スドーの「浮かべる水温計」は屋外用に作ってあるので非常に便利なのでおすすめですよ!
道具は揃いましたか?それではまず容器を設置しましょう !
ここでまず自分の環境を考えてください。
水槽やプラケースが大きい場合は特に問題ありませんが、容器がとても小さい方は注意が必要です。
それは、日光で温度変化がとても激しくなるから危険だと言うことです。
特に夏場は危険で、容器が小さい場合、温度の上昇でメダカが死んでしまう場合もあります。
容器がそこまで大きくない場合は直接日光が当たらないようなところで飼育するなど、工夫が必要になってくるでしょう。
僕は大きい容器でも夏場は基本的にすだれを上にかけて直接日光が当たらないようにしています。
こんな状態でも大丈夫なの?と思われる方も多いかもしれませんが問題なく健康で卵も産んでくれるので夏場はほぼすだれがかかってる容器ばかりになります。
100均などで売っているのでおすすめです。
では底に赤玉土を入れていくことにしましょう。
まずは赤玉土を軽く洗います、目安としては最初の粉上の赤玉土が取れれば問題ありません。
そして容器となるプラ舟や睡蓮鉢などに平らに引いていきます。
2cmぐらいはひいてあげるのが望ましいです。あまり浅すぎると浄化能力の低減になってしまうためある程度は入れておくことをおすすめします。
人によってはかご等に赤玉土を入れて水の入れ替えが簡単に出来るようにしている人も多いです。
この中に水を四分の三ぐらいまで入れていきましょう。この時に入れる水は水道水でも構いません。
ただ、水道水の場合はカルキが抜けていないので1日以上はそのまま放置しといてください。
水道水の良い点は品質が安定しているので、 他のとこから水を引っ張ってこないぶん、虫などが入っていないため安全という意味でも有効です。
最初のうちは赤玉土の粉が舞うと思いますが1日以上入ってる時に沈んでくると思うので綺麗になります。
1日以上経った水で完全にカルキが抜けたことを確認したらメダカを入れましょう!
買ってきたメダカを見るとワクワクが止まりませんよね!しかし慌ててプラ船に入れてはいけません
しっかりと慣らしてから入れることに入れましょう。
プラ船に移し替える時には注意しないといけないことがたくさんあります。一つは温度合わせです。
まずはその環境にならすために買ってきた袋のまま水槽の上に乗せておきましょう。これで水槽内の温度と中の温度が一緒になり環境が整います。
次に気をつけて欲しいのが pH ショックです。
魚たちを買ってきた後にすぐ水槽に入れると死んでしまうことがよくあります。
これはもともと済んでた水槽の水と現在のPH値が違いすぎてペーハーショックを起こしてしまうことです
一度ペーハーショックを起こしてしまうと、たとえ初日元気に泳いでたとしても二日や三日出なくなることが多々あります。
これは水合わせがうまくいかなかったということです。
この水合わせは時間をかけてやるのが望ましいです。
ただ、難しいわけではありません。
今住んでいる水と現在の水を時間をかけて合わせてあげるだけでいいのです。
あとは産卵できるようになったら水草や産卵床を入れてあげれば完了です。
メダカを飼うにあたって繁殖は最大のイベントと言えます。
メダカは色々な品種がありまだ固定されていない種類も多いので繁殖することによって色々なメダカが生まれてくると思います。
生まれてきた場合に繁殖を目指す場合には個別に分けて血統を増やしていくととても楽しいことができるんですよね!
繁殖にあたっては人それぞれ違うと思いますが初心者でも簡単にできるやり方を紹介いたしたいと思います。
がっつり増やしたい場合はこちらのメダカの産卵と繁殖を参考にしてください
基本的にはメダカのオス・メスを一対一ぐらいで分けましょう。多すぎてもどちらかが疲弊してしまうからです。
「メダカの普通種とヒレナガのオス・メスの見分け方」はこちら
産卵床を設置して卵が生まれるのを待ちます。
まず産卵床にくっついている卵を別の容器に移します。これは親に卵を食べられないようにするためです。
この時に移し替える容器には、水道水がオススメです。卵はカルキには強いのですが、飼育水で管理すると水カビがとても付きやすくなります。
そのため飼育水で管理するとメダカの卵が水カビで全滅ということもありえます・・・
そのため卵を移した初期は水道水→孵化直前は飼育水に換えていくと孵化率が上がります!
できるだけ水は毎日交換してあげて下さい。そうすることで水カビはカナリ防ぐことが出来ます。
詳しくは「メダカの卵が白い?選別と卵の孵化率を上げる方法」を参照ください
親からもらった水がグリーンウォーターなどであればしばらく餌を与えないでも中のプランクトンを食べ元気に育っていくと思います。
グリーンウォーターを作っておくとメダカの稚魚にも凄くいいのでおすすめです
多少透明度が高いのかなと思う場合は粉末状の餌をあげてあげれば元気よく食べると思うのでしっかりと上げていきましょう。
メダカの飼育といっても様々な手法があります。上級者になれば卵を一個も落としたくないので薬浴などをさせながら管理する手法などもあります。
しかし手順がとても難しいので今回は省かせていただきました。
詳しくはこちらにわかりやすく書いてあります
メダカと言っても様々な種類があるのでやり方や考え方も多少は違ってくると思いますが愛着を持ちしっかりとかっていただければと思います。