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メダカを飼っていると卵を産んでくれて繁殖が始まります。しかしその時にメダカの卵をよくよく見てみるとなんだか白い卵があったりすると思います。
これは無精卵や死んだ卵で、決して生まれてくることありません。
では今回はその原因や卵のとり方や選別の仕方などを紹介していきたいと思います!
卵が何故白くなるのかと言うと、水中には水カビを発生させるバクエリアが常に存在しているので、抵抗力の無い卵はバクテリアたちの苗床にされてしまいます。
基本的に採卵した時などに既に白い卵がある場合の時、これは基本的に無精卵なので未然に防ぐことが出来ません。
もし卵を育てている間に卵が水カビにやられそうな場合は常温の水道水やメチレンブルーを入れた水で、ある程度殺菌することが可能です。
春の始まりや若魚の場合など、卵を産み始める最初の時期は無精卵が多い時期があります。その原因は交配がまだうまくいていない場合や、オスやメスの相性もあります。
特にオスメスの相性は問題がありなかなかうんでくれないこともしばしばあるので注意してみてあげましょう!
そして卵を産んでくれた場合、無精卵が少ない場合はそのまま放置でも孵化する場合も多いですが、無精卵が多い場合にはしっかりと除去してあげなくては孵化が困難になってきます。
まずは卵を産卵床から卵を取りましょう!卵の取り方としては手でつまんで取ってまったく問題ありません。
もし割れた場合のは無精卵ではないでしょうか?この時点で潰れる様なのは大抵が無精卵で、腐っていたり水カビにやられてるのが非常に多いです。
有精卵はとても強く少しつまんだ程度では潰れる事はありません。安心してつまんでとってください!
卵をとったら僕の場合は容器に卵だけ入れておきます。
基本、卵に入れる水は水道水が最適です。塩素がカビの抑制をしてくれるので生まれそうになるまでは毎日水道水でやるとカビも抑えられて孵化不全もなりにくくオススメです。
その時にメチレンブルーを入れておけば無精卵や孵化不全の卵をいち早く見つけることが出来るので、一つは持っておくことで病気や卵の時に重宝するので、便利ですよ!
メチレンブルーの入った水に卵を入れておくとこのように色に侵食されたのと、色の付いてない卵に分かれると思います。
色が付いてる卵は死んでしまっているので除去してしまいましょう。
メダカや金魚を飼ってる人ではメチレンブルーは必需品とすら言う人が多いのではないのでしょうか?
孵化が確認でき針子(メダカの稚魚)が産まれたら2日間は、そのままでも問題ありません。2日間は生まれたばかりのための栄養袋があるため元気よく泳いでいてくれます。この期間にできるだけ多く孵化をさせてしまいましょう。
その後一番最初の針子が生まれてから2日間たったらまた生まれていない卵はそのままで、針子と針子の中の飼育水を別の容器に移してあげます。
メチレンブルーが入っていてもそのまま移して問題ありません。
卵の方は飼育水などを入れてあげて、また孵化を待ってあげてくださいね!
稚魚の飼育は「メダカの稚魚は餌で成長や生存率がかわる!最適な飼い方」を参照してください。
メダカは卵をたくさん産んでくれるので増やすつもりならいくらでも増えていきます。
しかし、しっかりと卵を管理してあげないと孵化率をあげるには難しいと思ってください。
この三つの点に注意すればたくさんの卵が取れるでしょう。
きっと楽しいメダカライフが待っていると思います。
しっかり育てていきたいですね!