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どうも水草を植えすぎて下の方が日陰で枯れてしまう水草レイアウトまったくセンスのないLoki(@CarnoLoki)です。
アクアリウムに慣れてきて、水草水槽や大量の熱帯魚を飼おうと思うと必要になってくる「外部フィルター」。
濾過能力がとても高く、とても静かで上部が開くので照明などもつきやすくいいことずくめのフィルターですが、初めて挑戦する方には「どうやって設置したらいいのか?」「メンテナンスの仕方がわからない」「値段が高くてとても買える値段ではない」と思う方も多いと思います。
ですが安心してください、つい最近では外部フィルターも改良されていて値段もだいぶ落ち着き90cm水槽の外部フィルターですら1万円を切る時代になりました。
といっても結局どれがいいのか、わからないという方に結論を先に言ってしまいます。
60cm水槽にはテトラのVX-75、90cm水槽にはコトブキのパワーボックス SV900Xを買っておけばまず失敗はないかなと言っておきます。
どの製品もこだわっているポイントがあり、一概に一番とは言えないのですが、僕が14年間アクアリウムをやってきた中で、人に勧めるなら、この2つが水槽の規格ごとに最適ではないだろうかと言う結論になりました。
エーハイムも魅力的ではあるのですが、初心者が買う値段としては高い部類はいってきますただし値段を気にしないでもほしいなら是非ともオススメではあるのでこちらの記事を参考にしてみてください。
では、なぜこの二つにしたのかその根拠を書いていきます。
外部フィルターを選ぶにあたって大切なのが価格と、ろ材容量と流量になってくると思います。
中に入っているろ材はおまけ程度に思っておくといいかもしれません。
それと、これは個人的なことですが、モーターが水槽内に入る外部フィルターのメーカーのは、自分的には大きく美観を損なうので今回の紹介では除外させていただきます。
そのためメーカーはおのずと決まってきて、エーハイム、テトラ、コトブキの三社に絞られてきます。
60cm水槽の外部フィルターをみていきます。
比較するのはエーハイム2213とテトラVX-75、コトブキのSV450Xです。
商品名 | エーハイム2213 | テトラVX-75 | コトブキsv450 |
価格 | 9,500円前後 | 7,400円前後 | 6,800円前後 |
流量 | 440L・500L | 660L・780L | 400L・480L |
ろ材容量 | 3.0L | 3.0L | 3.5L |
消費電力 | 5w・6w | 9w・11w | 8w・9w |
価格はエーハイムがブランド力もありお値段が少し高くなってます。性能面だけを見るとやはりテトラが頭一つ抜けているような感じがします。
ろ材容量が大きいコトブキは流量がやや少ないのでメダカなどを飼う場合はいいかもしれませんね!
デザイン性はコトブキに軍配が上がるといっていいでしょう。個人的には四角いタイプで水槽下の収納棚に入れるのに端に寄せても綺麗に収まるので気に入ってます。
デザイン性だけなら
コトブキ>テトラ>エーハイム ではないでしょうか?
個人的にどれも似たり寄ったりな気がします。どのメーカーも水槽にホースを残したまま取り外せるように工夫はしてありますし、親切な設計です。
ひとつ気になる点があるとすれば、テトラのろ過層の籠が左右対称でありどの方向で入れてあったか毎回閉めるとき上のモーターを確認しないといけないのがひとつ不満でしょうか…(笑)
自分で印を付けておけよ!って感じですが個人的にはろ過層が一方方向できまってるコトブキは考えないで取り付けれるので非常にありがたいです。
エーハイムは濾過槽が一つだけなので自分で色々工夫しないとえらいことになります…持ち手がないのも持ち運びが不便なところがネックですね。
これは全体的に突起物もなく取っ手などもしっかりしているテトラに軍配が上がります。
テトラのは何処も頑丈に作ってあり、持ち手ひとつとってもしっかりしている感じがします。ガサツな自分としては結構無茶をしても答えてくれる!そんな気がするVXシリーズという印象が強いです。
エーハイムはシンプルな設計で効率重視のため、下から吐口が生えていて、転んだ際に壊してしまうか心配になりますし、コトブキは閉める部分の所がプラスチック製なので少し不安感を覚えます。無理やり付けようとして強引にやると割れてしまいそうです。
それでも基本的には4ヶ月に一回ぐらいしか掃除もしないことですしあまり気にしなくても問題ないかもしれません。
音の静かさは届いたフィルターの調子やモーターなどの相性など様々な要因もあり、一概にはどれが静かとは言えないのですが、平均して僕の印象では
エーハイム(クラシックシリーズ)<コトブキ <テトラ
という感じです。
エーハイムクラシックシリーズが一番静かな感じがしますが、正直そこまで気になるほどどのメーカーも静かですので安心して寝室で使えると思います。
外の走る車の方がよっぽどうるさいです(笑)
商品名 | エーハイム2217 | テトラVX-90 | コトブキsv900x |
価格 | 18,500円前後 | 10,000円前後 | 9,000円前後 |
流量 | 1000L | 660L・780L | 770L・900L |
ろ材容量 | 6.0L | 7.0L | 7.0L |
消費電力 | 24w・20w | 9w・11w | 15w・19w |
90cm水槽の場合は圧倒的に価格が変わってきます。デザインや耐久性は60cm水槽用と変わらないので上記を参考にしてください
正直、この場合はテトラかコトブキのどちらかを選んだほうが無難でしょう。
浮いたお金で良いろ材を買ったほうがより水槽の安定になります。
因みにお勧めのろ材はパワーハウスのソフトがオススメです。
10年以上型崩れをしないでいてくれて、なお且つ使い始めのころはPHを下げてくれるおまけつきだからです。
もちろん浄化の能力も高く良い仕事をしてくれます。迷っていたら間違いなくパワーハウスがいいでしょう。
どの外部フィルターも一長一短であり、個人の用途にって最適なメーカーが変わってくると思います。
値段が高い外部フィルターですが、お値段を気にするならばテトラ社かコトブキ工芸のフィルターがおすすめです。
価格を気にしないのであればエーハイムに軍配が上がるでしょう。
エーハイムにはサブフィルターが拡張できますのでろ材容量を増やすことが可能です。そのため様々な応用が可能なので非常に便利です。
自分の用途に合った外部フィルターを選んでいただければ幸いです!