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金魚の飼育で失敗する12の間違い




金魚すくいなどの気軽に手に入れることのできる機会が多い今日、初めてアクアリウムに接するのは金魚の飼育ではないでしょうか?そして多くの方は僕が小さいころにやってしまった失敗を経験することになるでしょう…

どうも、小さい頃金魚の飼育で失敗したことのあるLoki(@CarnoLokiです

金魚を飼育する方、金魚を飼育しようと思っている方が多くの間違いを起こすのはごくごく普通のことです。

アクアリウムを15年やってきた僕ですが、現在でも失敗をし続けております。

今回はその中でも、金魚を飼育する中で失敗したことなどや友人などが失敗した経験などを紹介していきたいと思います。

特に知識もない金魚すくいの屋台の人やホームセンターなどで購入した方は注意が必要と言えるでしょう。

絶対にとは言えませんが人によってはそのアドバイスに必要な知識が欠如していたり、足らない部分を言っていなかったりすることが多いです。



初心者が失敗しやすい金魚飼育の12の間違い

今回紹介する失敗談ですが、中には大きい失敗から小さい失敗まであります。

金魚を初めて飼育する形はほとんどの方がアクアリウムを初めてやるという方が多く見受けられます。

もちろん金魚すくいやイベントなどで手に入れやすい環境が多いからでしょう。
そのため多くの人が失敗をして金魚が手の施しようがない状態で相談されたりすることがあります。

そうならないように失敗する前に対策を打つことが大切です。
なので今回は特に初心者が失敗しやすい間違いを紹介していきます。

失敗1:金魚鉢または非常に小さい水槽で飼う

金魚鉢に金魚を入れてはいけない!?

まさかと思う方も少なくはないでしょう。

しかし、もともと金魚は大きくなる魚です。

そのためできるだけ大きなスペースが必要になってきます。

また金魚は大食いで水がとても汚れやすいのでしっかりとしたフィルターを使って用意してあげた方が金魚の長生きもします。

是非余裕があればあるだけ大きな水槽で飼ってあげて下さいね!

 

 

失敗2:たくさんの金魚を一つの水槽に入れる

前述と被りますが、金魚は出来るだけ多くの容量のある水槽が良いと書きました。

たとえ大きい水槽でも多くの金魚をいっぺんに飼うと小さい金魚鉢で飼っているのと一緒です。

小さいころにやってしまう失敗談として最も多い事例がこの水槽に多くの金魚を入れてしまうことです。

失敗3:金魚の水槽をフィルターなど使わず循環をしない

金魚は糞や尿などで多くのアンモニアを生み出しますが、飼育する環境としては非常に悪い環境になります。

初心者の方などは上部フィルター付きの水槽セットなどがオススメです。

 

フィルターがあれば水を循環させ長期間良い状態を維持することが可能になります。

フィルターは中に溜まったフンや尿などのゴミを取り除くだけではなく、循環させることにより、フィルターにアンモニアを無害化してくれるバクテリアのコロニーを作り上げることで水を綺麗にしてくれます。

金魚にはフィルターが必要?

失敗4:餌の与えすぎ

金魚には胃がありません。そのため与えれば与えるだけ餌を食べてしまいます。

しかも胃がないので食べ物は直ぐ通過してしまいフンになります。
そのフンが水槽内を汚してしまうことです。

しかも、その与えた餌だけでは物足りず金魚は満腹になることはありません。

このため、金魚に一度に沢山の餌を与えるのではなく1日に2~3回にわけて少量ずつあげてください。

冬なら一日に1回少量で十分になります。

もし、いっぱい上げすぎたときは水が汚れる前に取り除いてあげてくださいね!

失敗5:金魚の水槽の水を交換しない

基本的には金魚の水は週に1回交換してあげるのが望ましいです。

そうすることでたまった水槽内のアンモニアや窒素などを除去することで、コケの抑制にもなりますし、何より金魚の状態も良くなります。

慣れてくれば状態が悪くなる期間がわかってくるのでだんだん水換えの交換時期が延ばせると思いますが、初めのうちは週1回の水換えを心がけましょう!

金魚の水槽が白濁りや汚れしてしまう原因と対策

失敗6:一度に水換えをする水の量が多すぎる

 

初めて水槽などを洗う場合に金魚の水を全部交換しようと思うかもしれません。僕も小学生の頃に水槽をきれいにして水を全部交換してました。

今思えばこの全部水を交換してしまう行為によっておおくの金魚を殺してしまっていたことに後々気づくことになりました。

せっかくフンなどを綺麗にしてくれるバクテリアが育った水を交換してしまうことによりそのバクテリアを捨ててしまったことによるのが原因で循環がうまくいかなくなりアンモニア中毒で金魚が死んでしまいました。

そうならないために水換えは水槽の1/3の水を定期的に交換してください。

そしてできればこのような水槽用のトリーナーで砂利の方から吸い込み、砂利の中に溜まったゴミごと一緒に吸い込んであげることでより長く維持できます。

失敗7:水道水をそのまま使用する。

水道水にはバクテリアを殺す塩素が含まれています。

塩素(カルキ)は金魚にも有害で非常に良くない化学物質です。

従って金魚の水槽に新鮮な水を加える際には4in1などのカルキ抜きを使用して塩素を取り除いてあげてください。

失敗8: フィルターや砂利などを水道水で洗ってしまう

スポンジフィルターや砂利などは水を綺麗にしてくれるバクテリアの大切な居所になります。

これを水道水では絶対に洗わないでください。

これも掃除などのメンテナンスの際にやってしまいがちですが、そうすると一気にバクテリアが全滅してアンモニア中毒になり死亡してしまいます。

そうならないためにも、メンテナンスをする時には、バケツで水槽の水を貯めておき、その水を利用して優しく洗浄してください

失敗9:弱ってる金魚を手に入れてしまう

 

屋台での金魚すくいや管理の行き届いてないホームセンターでの購入の時などに起きてしまうのが、状態の悪い金魚を手に入れてしまうことです。
このような場合はしっかりとしたトリートメントをしてあげれば復活する場合もありますが、できるだけ購入する場合や金魚をすくう際には泳ぎのメリハリのきいた元気な魚を選んでください!

失敗10:購入した魚をトリートメントしないで入れる

これは飼いなれてきた人が起こすよくある失敗例です。

新しく購入した金魚をすぐにメインの水槽に入れてしまうことです。

たとえ元気に泳いでいた金魚を購入してきたつもりでも持ち運んできた際の小さな傷から病原菌が入り病気が発病してしまうことがあります。

できれば2週間は隔離水槽や隔離したバケツなどで病気が発生しないと確認してからいれることをおすすめします。

その間にトリートメントといった塩浴や薬浴をしてあげると尚安全です

失敗11:エアレーションしてあげなかった

これも小さいころに一時的にこっちに入れて置こうなんて考えた時にエアレーションをしてなくて金魚がなくなってしまったことがあります。

特に暖かい夏の時期には要注意してください!

ちなみに覚えてほしいのはエアレーションは泡から空気が入るのではなく、空気は水面から入ると言うことです。

重要なのは水中の泡ではなく水面の波紋の大きさです。

そのため水面が揺れるような環境の場合はエアレーションがなくても問題ありません。

金魚にはエアレーションが必要?必要な時と必要じゃない時の場合

失敗12:pHや温度を気にせず投入してしまう

初めての金魚飼育、色々しっかり用意などしてワクワクが止まりませんよね!

しかし金魚を投入際が一番危険です。

そしてアクアリウムをやり始めた方が焦って一番しくじりやすいのがこの投入時のpHショックと温度によるショックになります。

金魚がいる水を少しずつ入れる水に慣らしてあげることにより(約30分くらいゆっくりと)pHショックを防ぐことができます。

金魚には優しく接してあげてくださいね!

金魚飼育においての間違いまとめ

この失敗談は他のアクアリウムを始める方も非常に重要なことになります。もし金魚だけでなくほかのアクアリウムも興味がある方は是非とも覚えといてくださいね!