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水草水槽をやってるとコケが生えたり、水草が思うように増えていかなかったりと、うまく立ち上がってくれないものです。
数をこなせば慣れてきて問題なくいく場合も多いですが、水草も高いので、多くは植えれないこともあるはずです。
今回は、そんな悩みをほとんど解決するといっても過言ではない、ミスト式というやり方をアクアリウム歴14年の僕が紹介していきたいと思います。
Contents
水草を空気中の水分と底面の湿気で水草を増殖育成をして、コケの生えない状況下で、ある程度爆植させてしまおうとする、合理的な部分を突き詰めたやり方です。
メリットは、育成を早めることが出来て、なおかつ苔が生えないで増えるので管理がとてもらくだと言うことです。
普通の水中での水景ではできないような起伏の激しい盛土でも、ミスト式で根をはることにより水中でも維持できる点もすばらしいです。
デメリットは水を注入しないで1~2ヶ月の運用をするのでアクエリウムをやってるかわからなくなってきてしまう事です(笑)
そのため水槽を一個しか持ってない場合は中の元の魚達を一旦他の場所に隔離する必要性がでてきますので注意してください
ミスト式では増やせる水草と増やせない水草があります。簡単に言うと水上葉でも同じような感じで展開していってくれる水草と、水中葉と水上葉ではあまりにも形が違いすぎて使い物にならない水草でしょう。
前景草のだいたいは増えていきます。というかこの辺の絨毯化がメインとなってくるので、あとは水中の方が良い場合が多いです。
これ以外と言う話になりますが、先に話したとおりに増やせるのもあるのですが余りメリットがありません。
ボルビティス等は水上葉のたくましい葉っぱになってしまったり、後景草はそもそも水中ではないと立たないので意味がなかったりするからです。
去年くらいにはなりますがその当時使った道具や注意した点など踏まえてやり方を書いていきたいと思います。
ソイルはできればADAのアマゾニアか水草一番の栄養系を使うことをおすすめします。これは前景草はとにかく栄養を吸い取るためです!
バカスカ栄養吸うので育ちを良くする為にも初心者なら余計に栄養系をおすすめします。
慣れてくるとプラチナソイルに栄養を添加することでリーズナブルに予算を抑えることが出来ます。
メネデールは本当に便利で、ソイルの栄養がなくなってきたばあいに追肥をする場合でも便利で使っています。追肥をする場合はインジェクターで土に刺して直接添加するのが固形肥料を使うよりも便利です。
好きな水草を用意しましょう!
密封させるために必須になります。
照明時間は基本十時間前後と考えてください。6時間以上くらいからなら大丈夫ですが、どうせならがっつり水を入れる前にまでに成長させましょう!
ミスト式は照明時間は6時間以上~12時間ぐらいにしておきましょう。コケも生えないので長ければそれだけ成長が見込めます。10時間を目安にしておくと成長はぐんぐん伸びてたのしめますよ!
まずは岩や流木などのレイアウトをする。
岩組立ち上げ90cm水槽
思った以上に岩が必要なのにビックリ、、、1、2日かけてやっとここまで来た。 pic.twitter.com/IAq4CE13b7— LOKI@最強の器用貧乏 (@CarnoLoki) 2016年9月18日
ソイルを入れる(吸引系のソイルならこの間にイニ棒などを入れておいてください)
今回初のミスト式、ウィローモスの置くだけシステムが楽チンすぎる pic.twitter.com/tEomgTFVyQ
— LOKI@最強の器用貧乏 (@CarnoLoki) 2016年9月19日
あとは放置一日照明10時間のガンガン育成(中央付近などは乾きやすいので霧吹きで毎日吹いてました)
キューバパール追加前回のキューバパールはスイッチが入ってきたようだ(*´∀`) pic.twitter.com/4L2o21EkJh
— LOKI@最強の器用貧乏 (@CarnoLoki) 2016年9月26日
約一ヶ月経てミスト式に注水! pic.twitter.com/oXcCmLl44y
— LOKI@最強の器用貧乏 (@CarnoLoki) 2016年10月16日
苔が若干生える
うーんこの茶ごけw pic.twitter.com/tDFiP0uowc
— LOKI@最強の器用貧乏 (@CarnoLoki) 2016年10月16日
この後は後景草を入れてある程度したら完成という形でリセットをしてしまいました。このあとも何回か同じような感じでやって成功しているのでミスト式はかなり楽ではあります。
注意しなくてはいけないのは中央付近や流木などは乾いてしまうためモスを活着したいなら流木に巻きつけた後サランラップなどで水分が飛ばないように巻いておいてください。
ミスト式を何回か経験していく間にカビが生えたことがありました。カビが生えるところは流木の裏などでとても湿気がある場所です。
水を入れてしまえばカビは生きていけないので死滅していってしまいますがそれまでは、なんとも綺麗ではありません。
カビを生やさない一番の条件は強い光を当てるにつきます。光が強ければそれだけで殺菌効果がありますし、水槽内を暖かくした状態で水草も活性化します。
そのため現在の時点までは、メタルハライドランプを使ってる水槽ではなかなか出ません。
出てきた水槽はLEDの水槽でした。
ミスト式は水草水系の立ち上げに大幅な簡単さを提供してくれました。
これだけです。
今まで水中で成功したことない人は是非一度やってみることをおすすめします。
この水槽での石組みやり方は石組水槽のやり方をご参照ください