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水槽内のコケの原因は何?根本的な解決策と除去の仕方




アクアリウムを始めた人なら誰でも体験すると思うコケの発生 、ウキウキしてセッティングした水槽で初めは良かったのだけど、ふと気づいた時見たら水槽の壁に緑色のコケが発生し始めていた。

水草にもコケがついてきて見栄えが悪くなってきた・・・そんな経験をお持ちではないでしょうか?

どうも!何回コケまみれにして水槽をリセットしたか忘れたLoki(@CarnoLoki)です!

基本的に苔が発生する原因はたった一つでその原因は水槽内の水の富栄養素によるものです。

この原因をまず取り除かなければなりません、取り除くことができれば自ずとこけも少なくなり安定した水質を保つことができます。

今回はそのコケの原因を断つ対策を紹介していきます。



水槽内のコケの対策

コケの原因は水槽内の水の富栄養素が原因だと書きましたがこの原因を断つにはまず何が栄養を発生しているのか考える必要があります。

 

水槽の立ち上げから順を追って、なりやすい原因を書いてみました。

  1. 水槽内の底床(ソイル・砂利)から出てくる栄養素でのコケ化
  2. 水槽内のバクテリア不足による水質悪化
  3. 餌のあげすぎによる水質悪化
  4. 水草の肥料の追肥での悪化
  5. 照明の点灯し過ぎによる問題

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まずは知ってもらいたい、壁面にできるコケは状態の良い証拠

コケでも、問題ないコケもあります。それは壁面にできる斑点状のコケです。

このコケは状態のいい時にもできるコケで、大体二週間から一ヶ月位でうっすら生えている状態が理想の水槽の環境になります。

逆に生えすぎない場合は水草に行き渡る栄養素もない証などとも捉えることができ、一種のバロメーターにもなります。

もし気になるようでしたら気になりだしたら早めに取り除くのが取りやすいです。

時間が断つとカナリしつこく取るにも根気がいります。

早いうちなら取る場合は家にあるいらないカードや三角定規で取るのもかんたんなので試してみてください。

マグネットなどのコケ取りのもあるのでそのようなのも便利です。

水槽内のコケの対策

水槽内のこけによる原因はどの原因をとっても富栄養素が問題になります。水に多く余分なコケの栄養になるものが入っていると、どんなにコケを除去しても原因を対処していないため又生えて来てしまうことになるからです。

この原因を断ち切るための対策は週一回の「水換え(換水)」これに尽きると断言いたします。

逆に水換えを怠るとどんなに良いソイルやフィルター、バクテリア材を使っても継続して維持することができない水槽になってしまうでしょう。

では、水換えはわかったけどどんな対処法が定期的に大切なのか水槽を立ち上げた時から順を追って書いていきます。

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水槽内のソイルや砂利による栄養素の除去法

水草水槽などを立ち上げた時真っ先にコケの原因となるのが初期のころのソイルや砂利による栄養素の過剰な放出による漏れた栄養素によるコケ化です。

特に新しいソイルは立ち上げてから一週間は栄養素の量が比較的多く出てしまいます。

バクテリアなど循環機能もまだうまくできていない状況でこの栄養素が多く出てしまうと、茶ゴケやアオミドロなどのコケが大繁殖していまします。

そのためこの時期だけは飼育水の1/3の水換えを毎日、一週間行ってください

砂利は事前に水につけておいて出して置くとこの手間を省くことができるので下処理をしてからの使用が簡単です。

一週間後からは定期的な週一の水換えで大丈夫でこの立ち上げの換水をするかしないかで後のコケ地獄を体験するか回避できるかが殆ど決まってしまいます。

そのため念を推しますが、くれぐれも面倒くさがってサボらないようお願いします。

バクテリア不足での水質悪化などによる茶ゴケの発生

これも初期の頃になる原因の一つで、バクテリアの立ち上がりなどにはその人の環境にもよりますが、早くて三週間ぐらいから1ヶ月半ぐらいはかかります。

他の水槽から飼育水を貰ってきたり外部フィルターなどをほかの水槽から持ってきて取り付けたりしなければ早くなることはないでしょう。

完璧に初期から初めるのでしたら、バクテリア剤などを投入したりすることは有効です。

しかし、なにかしら使ったことのある砂利やフィルターなどの濾過材がある場合は元々いたバクテリアとの衝突が考えられるのであまりお薦めはできません。

それとバクテリアの多くはフィルターやソイルや砂利の中で増殖していくのでやはり水槽を立ち上げてから定着するまでは辛抱強く週一の水換えを怠らないよう頑張ってきましょう。

あまりにも茶ゴケが多い場合はヤマトヌマエビなど投入するとたくさんのコケを食べてくれるので苔の発生が抑えられます。

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茶ゴケの対策に必要なヤマトヌマエビの数

コケの量にもよりますが僕の場合は水槽のサイズによって投入する数はこのぐらいになります

  • 30cm水槽  5匹
  • 60cm水槽  15匹
  • 90cm水槽  45匹
  • 120cm水槽 60匹

多少多くても少なくてもそこまで気にする程ではありませんが、あくまで茶ゴケを食べてくれるというだけで、根本的な原因を対策してるというわけではないので注意してください。

ただし、ヤマトヌマエビのコケ除去能力は絶大です。使わないという手はないでしょう。

水草水槽の場合は間違いなく入れておくべき生物兵器です。

他にはサイアミーズフライングフォックスという熱帯魚も苔の除去には最適です。

ただこの魚は大きくなると気性が荒い個体もでてくるので注意が必要です。

その点ヤマトヌマエビはほとんどの場面で悪さをしないので安心して導入ができます。

餌のあげすぎによるコケの原因

餌のあげすぎは水質の悪化だけではなく、魚たちの体調不良にも影響があります。

殆どの熱帯魚、金魚やメダカなどは胃を持っておりません。そのため満腹という概念がないのでいくらでも食べてしまいます。

そのためどんどん餌を食べてしまうため大丈夫だろうと思っていると大変なことになってしまうので注意してください。

殆どの魚種は一日に一回でも餌は十分で2日、3日あけても問題なかったりします。

魚たちのためにも餌より、水質の管理をしてあげることがより良いコケの生えない環境につながると思っております。

水草の肥料を入れすぎ入れなさすぎでの悪化

水槽も立ち上がりいい頃合いでコケ始める原因で多いのがこの肥料追加の時期です。

「この肥料が少なくなってきたなぁ?」という時期は肥料が少なくなることで水草の元気がなくなりコケがつきやすくなってくる時期でもあります。

そのためこの時期に肥料を入れないと

  1. コケを恐れて肥料を入れない
  2. 肥料不足で水草が弱る
  3. 水草がコケにやられる

 

このパターンに陥ってしまうことが非常に多いです。

かく言う僕も何回も懲りずに経験しました(笑)

そのため入れなさすぎず入れ過ぎず、こればかりは経験しないとわかりませんがバランスのいい量を追肥してあげてください。

ちなみにコケが生えるからとCo2を弱めると本来水草が吸収する肥料をコケが吸い取る形になってしまうのでCo2の添加は弱めないで問題ありません。

照明のつけすぎによるコケ化

照明は8時間から10時間が適正というのを何回か耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

僕の適正時間は8時間で、それ以上は基本的に付けないようしています。

そして夜中には光が入らないようできるだけ遮光してあげて、余計な光を入れません。

この事例で失敗する人の多くの人が、照明をつけている時以外の時間帯に少し太陽光が指したり部屋の部屋の光が強かったりと他の要因があるように思えます。

もしコケが出始めた場合は照明時間を4時間ぐらいに減らしてみてください

この状況でコケが弱まるようならしばらく続けてもらい、安定してきたら8時間に戻してください。

ボルビティスやアヌビアスなどの陰茎水草ばかりの場合なら照明時間が4時間でも育つので問題ありませんが、有茎草などは一時的に成長が止まるのでできるだけ早く戻してあげましょう。

まとめ

コケの原因は人により本当に様々です。まずは自分がどんな状況なのか確認することが大切です。

コケを除去するよりもコケる状況を作らない環境こそが大切なので週一の換水はしっかりしていきましょう!